デスクワークや日常生活で慢性的な頭痛に悩まされ、「整体に通ってみたのに治らない」というモヤモヤを抱えていませんか?
結論をいうと、頭痛が治らない背景には複数の原因が重なっている場合が多いです。
実は…整体以外にも取り組める対策があり、そのすべてを見直すことが根本改善への一歩になります。
この記事では、ストレッチの専門家が対処法から予防策まで詳しく解説します。
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目次(Contents)
1.対処法
「整体に通っても頭痛が治らない…」と感じたとき、多くの方は「やっぱり私には合わないのかも」と落ち込んでしまいます。
しかし、痛みの原因は骨格の歪みだけでなく、筋肉のこわばりや日常生活の習慣、ストレスなどが複雑に絡み合っている可能性があります。
まずは見直せるポイントを整理していきましょう。
痛みの種類を見極める
頭痛には大きく分けて「緊張型」「片頭痛」「群発性頭痛」など、いくつかのタイプがあります。
整体に通うことで解消するのは、首や肩の緊張や歪みに起因する「緊張型頭痛」が主な対象です。
しかし、すでに整体に行っても完治しないときは、緊張型以外の頭痛が混在しているか、あるいは頸椎まわりだけではなく他の要素も関わっているかもしれません。
ストレッチの導入で筋肉を緩める
整体では、骨格の調整を通じて全身のバランスを整えます。
しかし、長時間のデスクワークやスマホ操作で酷使された筋肉が、そのまま固まったままだと、せっかく整えた骨格にまた負荷をかけやすくなります。
そこで必要なのが筋肉を適度にほぐすストレッチです。
特に首・肩・肩甲骨まわりを丁寧に伸ばしておくことで、整体の効果を持続させやすくなり、慢性的な頭痛の予防にもつながります。
首をゆっくり回す
あごを引いた状態で、頭を前に倒したところから左右の肩に向けて半円を描くように回します。
急に大きく回すと痛みが増す場合があるので、軽く痛気持ちいいと感じる範囲で行うのがポイントです。
肩甲骨を意識した動き
肩甲骨まわりは頭痛に直結しやすいエリアです。
肩をすくめてストンと落とす運動をゆっくり10回ほど繰り返し、固まった筋肉を解放しましょう。
ホットパックや温めケア
頭痛が長引くと、首や肩の血流不良が進みやすくなります。整体で骨格が正されても、普段の温度管理が不十分だと、筋肉の緊張が再び強まってしまいがち。
そんなときは温めケアが効果的です。
• お風呂にゆったり浸かる
• 電子レンジなどで温められるホットパックを使う
• 蒸しタオルを首元にあてる
これらの方法で血流を促し、整体の施術後もリラックスした状態を続けやすくしましょう。
日常生活の小さな習慣を変えてみる
「整体やマッサージに行ったのに、いつの間にかまた頭痛が…」という場合、普段の姿勢や生活習慣で首・肩に負担をかけ続けているかもしれません。
姿勢が崩れないよう、以下の習慣づくりにチャレンジしてみてください。
• 長時間パソコン作業をするときは、1時間に1度立ち上がって伸びをする
• スマホはなるべく目線の高さで操作し、うつむく時間を減らす
• 水分補給を意識し、血流を滞らせない
2.原因
「整体に通って歪みは改善したはずなのに、なぜ頭痛が治らないんだろう?」と感じる方もいるかもしれません。
原因を深掘りすると、整体では対処しきれない要素が潜んでいるケースがあります。
自律神経の乱れ
精神的ストレスや不規則な生活リズムからくる自律神経の乱れが、頭痛を長引かせることがあります。整体で姿勢を整えても、自律神経が常に緊張状態にあると、首や肩の筋肉が硬直しがちです。
• 睡眠不足や睡眠の質の低下
• 過度のストレス・不安感
• 昼夜逆転などの不規則な生活
こうした要素を併せて改善しない限り、頭痛が根強く残る場合が少なくありません。
心因性の負荷
「治らないかもしれない」という不安が、さらなる頭痛を呼び込むケースもあります。
整体で一時的に症状が和らいでも、心の奥に「また痛くなるのでは」と恐れていると、心理的負担が絶えず交感神経を刺激して頭痛を再発させることがあるのです。
複合的な要因
偏頭痛持ちの方や、既に頸椎に疾患がある方は、歪みの修正だけでは解消が難しいケースがあります。
首や肩の筋肉の使い方の癖、生活リズム、遺伝的要因などが複合して、頭痛を慢性化させる要因になり得るため、ひとつの施術法に頼りきるのではなく、総合的なアプローチを考えることが大切です。
3.予防
「整体に通ったのに頭痛が治らない」という悩みを抱え続けないためには、そもそも頭痛が起こりにくい生活習慣をつくることがポイントになります。
正しい姿勢の意識づけ
パソコンやスマホを見るときの「猫背」が慢性化すると、頭が前に出て首・肩に大きな負荷がかかります。
整体で正しい骨格位置に戻した後こそ、その姿勢をキープする意識が必要です。
• 座るときは腰にクッションをあてる
• モニターの上端を目線の高さに合わせる
• 肩の力を抜いて両足を床につける
姿勢を一度意識してみると、意外と首や肩に余分な力が入っていることに気づくはずです。
軽度な運動習慣の取り入れ
ストレッチだけでなく、ウォーキングなどの軽い運動を継続することで、頭痛の起きにくい身体づくりができます。
血流が改善され、自律神経のバランスも整いやすくなるので、少しの散歩やストレッチを積み重ねていきましょう。
ストレスマネジメント
過度なストレスは、頭痛を長引かせる大きな原因です。
整体やストレッチで身体を整える一方、仕事の合間に深呼吸をする、趣味の時間を意識的に確保するなど、心をリラックスさせる方法も見つけておきましょう。
睡眠環境を整える
寝違えや首・肩のコリは、頭痛との関連が深い要素です。
寝具の硬さや枕の高さを見直し、自分に合った快適な睡眠環境を整えるだけでも、翌朝の首・肩まわりの状態が変わってきます。
しっかり眠れた日とそうでない日では、頭痛の出方がまるで違うはずです。
4.継続するためのコツ
頭痛を改善するための取り組みは、決して1日や2日で成果が見えるものではありません。
整体の施術、ストレッチ、睡眠や食事習慣など、複数の要素を少しずつ整えていくことが重要です。
「やってもダメかも」という思い込みを捨てる
整体を受けても頭痛が続くと、「どうせ何をやっても治らない」とあきらめる気持ちがわいてきます。
しかし、それは根本的な改善策を続けるうえで大きな障壁。
「合わなかったかもしれない」という思考を、他のアプローチや新たな視点に切り替え、「まだ試していない手段がある」と自分を励ましていきましょう。
少しずつ変化を感じる「振り返りノート」
人は、痛みが少し和らいでいても「完全になくならない」ことばかり気になりがちです。
そこでおすすめなのが、頭痛の強さや出たタイミング、ストレッチをした時間、整体の施術内容などを簡単にメモして振り返る方法。
前月や先週よりも痛みの頻度や度合いがどう変わったか、数字やメモで客観的に見ると、少しずつでも前進していることに気づけます。
目標を現実的に設定する
「すぐに頭痛ゼロを目指す!」と高い目標を立てると、改善のスピードが思うように進まなかった場合に落胆してしまうことがあります。
最初の目標は「頭痛の頻度を週◯回から週◯回に減らす」「朝起きたときの首のツラさを少し軽くする」など、具体的で小さなものにしておきましょう。
5.どうしても解決できない場合は早めに専門家へ相談
整体に通っても一向に頭痛が良くならないときは、我慢しすぎるよりも早めに別整体の施術者や他の専門家を頼ることを検討しましょう。
時間が経つほど、「あれもこれもダメだった」と心身にストレスが積み重なり、症状を複雑化させてしまう場合があります。
医療機関での検査
まずは脳や神経に重大なトラブルがないかを確認することが大事です。
MRIやCTなど、精密検査を受けて「大きな問題はない」とわかるだけでも、心理的負担が減ります。
万一何らかの疾患が見つかった場合も、早期治療が肝心です。
別整体の施術者と併せてストレッチ指導を受ける
整体は施術者によって効果は大きく異なります。対人間のため、合う合わない含めて相性によって効果がピンキリであることが非常に多いです。
別整体で歪みの調整をしてもらいつつ、自宅でのケア方法を教わり、姿勢チェックやフォーム修正を受けることで、筋肉や神経へのアプローチをより深められます。また、一回だけの施術で改善を期待するより、週や月単位のプログラムとして考えることをおすすめします。
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トレーナーやリハビリ専門家への相談
頭痛が長引く背景には、筋肉のアンバランスや運動不足も大きく関係しています。
整体で骨格の位置を整えても、支える筋肉が弱いままだとまた歪みに戻りやすいです。
そこで、パーソナルトレーナーやリハビリ専門家に相談して、筋力アップや体幹強化のプログラムを組み込むのもひとつの手です。
まとめ

対処法
・痛みの種類を見極める
・ストレッチで筋肉をほぐし、整体効果を持続
・温めケアや日常生活の習慣見直し
原因
・自律神経の乱れや心因性の負荷
・複合的要因による慢性化
・整体だけではカバーしきれない生活習慣
予防
・正しい姿勢のキープ、軽度の運動習慣
・ストレスマネジメントや睡眠環境の整備
・スマホやPC使用時の姿勢調整
継続するためのコツ
・「やってもダメ」を手放し、小さな変化を見逃さない
・振り返りノートで客観的に進捗を確認
・現実的な目標設定でモチベーションを維持
どうしても解決できない場合は早めに専門家へ相談
・医療機関で検査し、重大な疾患の有無を確認
・別整体の施術者とストレッチ指導の併用で根本的ケア
・トレーナーやリハビリ専門家による筋力・体幹アプローチ
整体に通うだけでは十分に頭痛が治らないと感じるときは、「骨格の歪み→筋肉のコリ→自律神経の乱れ→再び歪み」といった負のループが生じている可能性があります。だからこそ、整体の施術と並行してストレッチや運動、生活リズムの調整、メンタルケアまで含めた総合的なアプローチが大切です。
最初は「どれから始めたらいいの?」と戸惑うかもしれませんが、小さなステップを積み重ねれば、きっと前進を感じられる瞬間に出会えます。ぜひ「もうダメだ」と思い込まず、少しずつ一緒に改善への道を探っていきましょう。